心理学の分野〜こころの心理学〜

 

心理学の分野

 メンタルヘルス雑学トップ > こころの心理学 > 心理学の分野
メンタルヘルス雑学

          
  【こころの病気】-心理学の分野

心理学は世の中でどのように役立っているのでしょうか。
現在、心理学は大きく「基礎心理学」と「応用心理学」とに分けられています。

<基礎心理学とは>
 心理学における一般法則を研究するもので、
 実験心理学、比較心理学、発達心理学、異常心理学などがあります。

<応用心理学とは>
 心理学が得た法則や知識を実際の問題に役立てるのが目的で、
 教育心理学、臨床心理学、産業心理学、 犯罪心理学などに活用されています。

以下に、主な心理学をあげてみました。

実験心理学
物理学などの実験方法を感覚や知覚の研究に適用したのが始まり。感情・学習・思考・反応・欲求など、極めて広範囲の研究に取り入れられています。

教育心理学
教育活動を心理学的に研究し、教育実践上の課題の解決などを目的。学習、能力、学級、教材、カリキュラム、指導、評価、登校拒否、いじめなど幅広い研究を行ないます。

発達心理学
かつては、子どもが大人になるまでの過程が発達であると考えられていたが、現在では老年期までも含め、人は生涯を通して変化・成長を続けるものと捉えられるようになったため、発達心理学の研究対象も、加齢による人の一生涯の変化過程となった。

環境心理学
人間の心理と環境との相互作用を研究します。たとえば、ゴミを捨てる心理と効果的なゴミ箱の設置場所などを研究します。

臨床心理学
臨床心理学の対象は、@精神病、神経症など精神医学の諸問題、A犯罪・非行、自殺などの社会病理の諸問題、B知能・性格・身体障害などの諸問題、 C児童の成長・発達の諸問題、D人間の不適応やノ イローゼなどの諸問題。カウンセリングや精神分析など、心理療法を中心として治療を行ないます。

犯罪心理学
犯罪者や犯罪行動の心理、および社会とのかかわりを研究します。

災害心理学
災害が起こると、人間は動揺し、正確な判断ができなかったり、それによって二次災害を招く危険性 もあります。そうしたことを未然に防ぐために、人 聞が災害に直面したときどうなるか、どうすれば安全に行動できるかなどを研究するのが災害心理学です。

社会心理学
個人や集団、組織、群集、大衆などの行動、それらの相互関係や相互作用などを研究するのが社会心理学です。

スポーツ心理学
スポーツ技術の訓練法、教授法、試合前の不安や緊張を和らげるメンタルケアにいたるまで、あらゆる角度からスポーツ選手の心理について研究します。

 
Copyrightc 2006 メンタルヘルス雑学 All rights reserved.