白雪姫コンプレックス〜こころの心理学〜

 

白雪姫コンプレックス

 メンタルヘルス雑学トップ > こころの心理学 > 誰でもコンプレックス > 白雪姫コンプレックス
メンタルヘルス雑学

誰にでもコンプレックスはある。この「コンプレックス」とは、ユングの言葉です。何らかの感情と結びついている、無意識の中の心的内容の集まりで、人間の態度や行動、感情などに強い影響力を持ちます。
このコンプレックスや幼児期のショッキングな体験や抑圧によって、心理的バランスが崩れ、いつしかトラウマ(心的外傷)になっていくのです。
  【こころの心理学】-白雪姫コンプレックス

白雪姫コンプレックス

子どもの時に虐待された母親が今度は自分の娘に対して虐待をしてしまう被虐待児症候群及び、それに連なる一連の症候の事をいいます。若い母親が育児ストレスなどから、してはいけないとわかっているのに、思わず子どもに手を上げてしまうというケースは少なくありません。

母親本人は子どもを折樟した後に、激しい後悔の念にさい悩まされるのですが、それでもこの矛盾した感情を抑えられないのです。体罰を是とする人の中には、自分も体罰を受けて育ったという経歴の人が多いようです。

親が子どもに対して暴力や虐待を与えることを「白雪姫コンプレックス」と呼んでいますが、このコンプレックスは、世代を越えて連鎖的に感染していくといいます。つまり、親から体罰を受けた経験のある人は、自分の子どもに体罰を与える可能性が十分にあるということですね。

 
Copyrightc 2006 メンタルヘルス雑学 All rights reserved.