眠りの負債〜休養と睡眠について〜

 

眠りの負債

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  休養と睡眠について】-眠りの負債

ある程度蓄積された睡眠不足の状態を「睡眠負債」といいます。
朝起きると同時に人間は、いわば眠りの借金^_^;を始めます。この眠りの借金を重ねていくごとに、睡眠負債は溜まっていきます。そして負債がピークに達したとき、猛烈な眠気が襲ってくるという仕組み。夜の睡眠でこれらの眠りの借金をすべて返済できたとき、初めて人は、熟睡した!という気分になるのです。

一方、眠りの借金を残したまま起きて活動を始めると、負債は容赦なく溜まっていきます。たとえば8時間睡眠でちょうどいいという人が、仕事が忙しく睡眠時間を1日2時間ずつ削っていくとします。すると3日後には2×3=6時間の眠りの負債を背負っていることになります。ちなみに予め眠りの貯金、いわゆる「寝だめ」は基本的にはできないそうです。

休みの日に布団から這い出た後「寝過ぎで眠い」と感じたことはありませんか?
でも実はこれは日頃の睡眠負債が多すぎて、ちょっとやそっとの睡眠では事足りないという可能性が大きいのです。

眠りの借金はそのつど、現金払いで^_^;返さねばならないのです。

 
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