イメージ療法〜こころの病気〜

 

イメージ療法

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日々複雑に変動する現代社会では、知らず知らずのうちに肉体的にも精神的にも疲労し緊張の連続です。ですから、1日の生活の中にリラックスできる時間を確保して実行していくことが、とっても大切になってきます。ここでは自宅で簡単に取り組めるリラックス法を紹介しています。
       
  【こころの病気】-イメージ療法

イメージ療法

あるイメージを強く潜在意識に焼き付けることで、潜在意識はそのイメージを実現させようと働き始めます。

いきなり何を言っているの?
と思うかもしれませんが、この方法は日頃よく使用しています。

例えば野球やゴルフなどのスイングを行うときに、頭の中で理想的なフォームや一流プレーヤーなどのフォームをイメージしながら行うものです。
大勢の人の前で発表するときなどには「緊張して失敗したらどうしよう」などと悪いほうにイメージしてしまい、それが本当に失敗してしまうということが良くあります。
上記の場合「緊張して失敗したらどうしよう」ではなく「落ち着いて堂々としている。そして私はうまくやれる」という成功体験をイメージしておくと、実際の場合にもうまくいくことが多いのです。

また、海や山など自分がゆっくりとくつろげる場所をイメージしているだけで、体の緊張がほぐれてきます。このようにイメージは、良いほうにも悪いほうにも心身に影響を起こします。

イメージ療法は誰にでも効果があるわけではありませんが、イメージを高めて前向きな姿勢で生きていけば、心身に良い影響が現れる可能性が高いということを示唆しています。
ポジティブ(プラス)イメージは、これほどまでに人間の体に大きな影響力を持っているのです。

以下は、リラックスする方法として、最もお手軽な方法かと思います。
時間は15分ぐらいで構わないので、ぜひ試してみて下さい。

この方法は『イメージ法』といいます。
 誰もいない静かな部屋で行うことが望ましいです。仕事場で試してみる場合などは、
 会社の中の比較的静かな場所、人の少ない場所、がいいでしょう。
 椅子に腰掛けても、寝転んでもかまいません。
 ベルトやボタンなど、身体を締めつけているものがあったら、少し緩めるといいでしょう。

 1.身体の力を抜いて、目を閉じます。
 2.まず、深呼吸を3回してください。
 3.そして、あなたがこれまでで一番ゆったりと、くつろぐことができた場面を思い
  浮かべてください。
  できるだけ、見る、聞く、触るなどの五感で感じながら進めてみてください。

※例えば、
 午後の昼下がり、よく茂った草原に寝そべっている。時折心地いい風が、顔や手足を通り
 過ぎるのを感じている。空高いところで鳴いている鳥のさえずりが聞こえてくる。
 近くで水の流れる音がするので行って触ってみたら、ひんやりとして気持ちよかった。
 などなど・・・。をゆったりとした気持ちでイメージしてみてください。
 スーッと身体がリラックスできることが体感できるかと思います。

 
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