大脳新皮質〜こころの病気〜

 

大脳新皮質

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メンタルヘルス雑学

こころの病気には解らないことが多く、未解明な部分が大勢を占めていましたが、
近年、脳科学の研究が進歩し、少しずつ脳と心の関係が解明されるようになりました。       
  【こころの病気】-大脳新皮質

【大脳新皮質】
前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉という4つの「葉」から構成されているのが大脳新皮質です。
前頭葉はおもに人格、意欲、創造 性などをになう部位です。また側頭葉とともに耳から入った刺激から言葉を理解したり、長期の記憶を保持します。

また、
 脳の右側(右半球)は、直感力や感受性を支配。
 脳の左側(左半球)は、言語理解、計算、分析力を支配。
各部位によって特定の役割がありますが、これらは独立して機能しているわけではない。
といわれています。

大脳新皮質とは、大脳の部位のうち「よりよく生きる」部位を指す。いわゆる下等生物は小さく、高等生物は大きいとされています。
より人間らしく理性を持ち、人間性を高めながら、人間関係を上手に築く為の脳。社会の中で上手に生きようとする脳です。この脳を発展させる事により人々は、より良い社会を築いてきたのです。

しかし、動物の脳である大脳辺縁系にストレスが溜まっていまうと理性の脳である大脳新皮質は氾濫を起こし、その為に社会と上手に関わる事が出来なくなります。

より良く生き生きとした未来人生のためには、大脳新皮質を上手に伸ばしてあげる必要があります。


 
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