転ぶのは恥ではない〜こころの栄養学〜

 　

転ぶのは恥ではない

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　　【こころの栄養学】-転ぶのは恥ではない

転ぶのは恥ではない。転んだままでいるのが恥なのだ。
ドイツの諺より

人間、誰だって、転んだりすべったりすることはある、
だからそのこと自体を恥じる必要は全くない。
恥じるべきは、転んだまま、自力で立ち上がらないことだ。

という意味になりましょう。
でも、もっと深い教訓もこめられているようです。

すなわち、一度や二度の失敗がなんだ、
誰にだって、生きている以上は、失敗や挫折があるに決まってるさ。
だから失敗を恥じていてどうする、
そうして再起しようとしない態度が一番の恥なのだ。

いかにもドイツらしい諺ですが、
これは西洋各国にも共通する諺でしょうね。


※アメリカ大リーグの打撃の天才スタン・ミュージアルという選手は、
　その「自伝」のなかでこう述べています。
　「私の誇りは、打率の高さやホームランなどの数字ではなく、
　数知れぬ敗北とスランプから、その都度立ち上がったことだ。」


そうです、

「立ち上が」らなければ、それは本人の最大の恥となり、

「立ち上が」ればそれが人間としての「誇り」になるのです。
 
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