戦いにおいて、一人が千人に打ち勝つ〜こころの栄養学〜

 

戦いにおいて、一人が千人に打ち勝つ

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  【こころの栄養学】-戦いにおいて、一人が千人に打ち勝つ

戦いにおいて、一人が千人に打ち勝つこともある。
しかし自己に打ち勝つ者こそ、最も偉大なる勝利者である。

ブッダ ネルー『インドの発見』より

正しい意味での「勝利者」とは・・・、
他人に打ち勝った者ではなく、自分に打ち勝った者をいう。

では、「自分に打ち勝つ」とは、どういうことなのでしょうか。
意外に簡単なことである。とブッダは唱えています。

すなわち、
 ・難しいことがらを回避し、易きにつこうとする性向、
 ・欲望に振り回されて自分を見失ってしまう心の弱さ、
 ・自分の安泰のために他人の足を 引っ張ろうとしがちな邪心、
 ・自分さえよければいいという利己心、
 ・相手を快く思わない憎悪、怒り・・・、
等々を、自ら厳しく見据え、それら一つ一つを克服することを指しているのです。

しかし、これが、言うは易く、行なうは難しですよね。
いざ実行しようとすると、なかなかできないものです。

なぜなら、「自分自身」との闘いは、
他人との闘いよりも数倍も数十倍も労力と能力を要するものだからです。


そこであなたは、きっと気づくはずです。
敵に勝てるのは、その背景に憎しみや怒りがあるからなのだと。
それを正しく自分に向けて、自分に打ち勝ちなさい。

内省・克己による「心の平安」こそが真の勝利なのだ。
と言っているのです。


内省・・・自分の考えや行動などを深くかえりみること。反省。
克己・・・自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと。

ブッダ前463〜前383頃。
仏教の開祖。生老病 死の四苦を救うために出家 し、
苦行の末に35歳で正賞を得る。
以後、80歳で入滅するまで教信活動につとめる。


 
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