被害妄想〜メンタルヘルス用語集〜

 

被害妄想

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  【メンタルヘルス用語集】-被害妄想

被害妄想

自分が他人から危害を加えられているという妄想。
何らかの犯罪的な干渉を受けていると信じ込み、事業や就職などにおいて失敗しても、他者からの攻撃で失敗したと考えたり「脳内に何らかの機器を埋め込まれ、意識や行動を操作されている」と考えたりする。

妄想の初期は一様に「周りの世界が何となく変にみえる、みんなが私に変なそぶりを見せる」などと感じるようです。これがやがて「周りの人たちが私に悪意を持っている」「私だけをのけものにしようとしている」というような被害妄想へと発展します。

この被害妄想にもさまざまなタイプの症状があり、
 ・自分は回りの人に操られ、考えを吹き込まれて行動していると思うようになる「影響妄想」
 ・誰かに常に見られているように感じる「注察妄想」
 ・常に追われている感覚に陥る「追跡妄想」
 ・食事の味がおかしい、誰かに毒を盛られる(殺される)と思い込む「被毒妄想」
などがあります。

 
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